中目黒アトラスクリニック
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インフルエンザ

禁煙内服薬の出荷保留により、
現在禁煙外来はニコチネルTTSのみの対応となります。


喫煙による健康障害は、肺ガンだけでなく、喉頭ガン、食道ガン、膀胱ガン、胃潰瘍、心筋梗塞、脳血管障害、慢性気管支炎、肺気腫、喘息、歯周病、妊娠時のトラブル、皮膚の老化やシワ、脱毛にも関係しているといわれています。タバコを吸うと血液中の酸素を運ぶ能力が落ちるため、体は酸欠状態になるのです。また、粘膜を刺激し、傷つけるので、花粉症が悪化します。歯医者さんによると歯がヤニで汚れている人のほとんどが健康な歯ぐきでないそうです。タバコの害は喫煙している本人だけでなく、周りの人にも影響を及ぼします。夫の喫煙によって、妻の肺ガンにかかる確率が1〜3倍程度に増加するとされ、子供の喘息も喫煙する家族が同居する場合は2倍、母親が喫煙する場合は3倍にも増加することが報告されています。喫煙はアルコール依存症と同じようにニコチン依存症です。医師と相談しながら正しく治療することが禁煙の近道になります。

標準的な禁煙治療プログラムは、12週間に渡り計5回の禁煙治療を行います。まず、初回診察で患者と話し合って禁煙開始日を決定します。この開始日から、2週間後、4週間後、8週間後、12週間後の計4回、禁煙の実行継続のための治療を行います。

予約も可能です。直接受付へ、あるいは電話03-5773-5570でお申し込みください。

1、スクリーニングテスト(TDS)に回答していただきます。
2、一酸化炭素濃度検査(機器に息をふいて)を行います。
3、問診により、喫煙状況、禁煙の覚悟、TDSの評価結果の確認、ニコチン摂取量の評価と確認を行います。
4、禁煙開始日を決定します。
5、禁煙にあたっての問題点とアドバイスを行います。
6、ニコチン製剤の選択(通常は下記のニコチンパッチを使用します。)と説明を行います。

標準的には、上記の表にあるように、定期的に診察を行います。 再診のたびに、呼気一酸化炭素濃度を測定し、禁煙状況などをみて、ニコチン製剤の量などを調節します。
途中でやめてしまったりすると、保険適応でなくなる場合もあり、再び禁煙治療を受けなおす場合も1年間は保険適応になりません。その後も禁煙補助薬の保険適応がなくなることもあります。
保険適応、3割負担の方で、初診料、再診料、指導管理料、処方せん料、お薬代、合わせておよそ1.2〜1.9万円です(薬の種類や個人差がありますが、標準では約3ヶ月の費用です。)
禁煙補助薬の多くは、ニコチンを含んでおり、禁煙でニコチンの離脱症状が生じるのを和らげて禁煙を助けます。一方、チャンピックス錠には、ニコチンはまったく含まれておらず、これまでの禁煙補助薬とは異なります。チャンピックス錠はタバコを吸いたいという気持ちを抑えたり、禁煙によるニコチンの離脱症状を軽減します。また、チャンピックス錠を服用中に喫煙すると、タバコから得られる満足感が抑えられます。
   
第1週目  最初の7日間はタバコを吸って構いません。
3日間は0.5mg錠を1日1回、食後(朝・昼・夕のいつでも)に服用
4日目から7日目までは0.5mg錠を、朝・夕食後に2回服用
   
第2週目〜  8日目から禁煙します。
この日から、チャンピックス1mg錠を朝・夕の1日2回服用 以後、12週まで継続
   
飲み薬ですので、副作用が出る場合があります。多くの場合、頭痛と吐き気ですが、強くはなく、水を多く飲んだりすることで収まる例が多いです。医師に相談し、指導に従ってください。

ニコチネルTTSは、皮膚に貼ることでニコチンが少しずつ体内に浸透していく設計になっている医療用薬品です。体内に浸透していくニコチンの量は、通常、喫煙で得られる量より少ない量で、ニコチン切れによる症状(頭痛、イライラ、倦怠感など)をあらわさない量に工夫されています。毎日少しずつきちんとタバコを減らすのは非常に難しいです。そこで、ニコチンが含まれたパッチを使って、ニコチンの離脱症状(タバコを止めたときのイライラ感や不安感)をやわらげ、タバコを吸う習慣をなくしていきます。これを置換療法とよびます。

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